ドローンは意外に機体トラブルが多い!ドローンを安定して飛行させるのはどうすればいい!?

ドローンは意外に機体トラブルが多い!ドローンを安定して飛行させるのはどうすればいい!?

皆さんこんにちは、東洋アドバンス㈱社長の山口誠です。
第2回は【ドローンは意外に機体トラブルが多い】という話を書きます。

家庭のテレビや自動車は操作や運転を間違えなければ、いつでも問題なく思い通りに動きますね。でもドローンは正しい操作をしても思い通りに飛行しないことが結構あるのです。

「何故ドローンは確実に飛行できないのか?」

ひとつは空の電波事情です。ドローンはリモコン操縦機(プロポ)と機体で電波をやり取りしています。通常は2.4ギガ帯ですが、2.4ギガの電波帯には多くの他の電波が存在します。電波が混信した場合はドローンのコンピュータが錯乱して暴走することもあります。
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【ドローンのリモコン操縦機(プロポ)】       ⇔         【産業用空撮ドローン】

そしてGPS飛行の場合はGPS電波が届かない建物の影などではドローンが方向を見失って、ドローン自身が不安に駆られて(?)安定せずに前後左右にぶれたりします。こんな時にはGPSモードからマニュアルモードに切り替えて、操縦者がドローンを安全に着陸させなければなりません。
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【産業用大型ドローン:DJI S1000+飛行中の写真】

もうひとつは、組み立て技術の精度や操縦プログラムの安定性の問題だと思います。ドローンのセンサーやモーターなどは日本製も多く信頼できる部品なのですが、世界のドローンの過半数の販売シェアを握るDJIは中国の新興企業です。部品の取り付け不備などもたまにあります。このためにドローンが誤作動することもたまに経験します。

またフライトコントローラー(機体を制御する頭脳)とプロポは毎月頻繁にアップデートしなければなりませんし、言い換えればプログラムが完成途上の製品とも言えます。見切り発車で発売している感もありますが、ドローンは技術革新のスピードが速くて従来の日本企業のように「石橋をたたいて渡る」式では、安心と安全は担保されますが、世界のドローン販売スピードについていけないと思います。

また、(DJI製のドローンには)機能の説明書すら満足に付いてなくて、メーカーの日本事務所も不親切で、ろくな日本語窓口がありませんので英語版ホームページを翻訳したりしています。ドローンの使用するにあたり、情報不足の状態で操縦者が確実な操作をするためにかなり苦労しています。国産ドローンについてはサービスも良いと聞いていますが、現在のところは残念ながらドローンの機体価格面(性能面も?)で中国製ドローンがかなり優位です。それが日本のドローン市場を中国製が席巻している理由です。日本人として国産ドローンのパイオニアである(株)自律制御研究所の奮起を願うところです。
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【産業用大型ドローン:DJI S1000+のプロペラを展開途中】

「ドローンの飛行可能時間について」

さて皆さんはドローンの1回の飛行可能時間を知っていますか?人気のあるPhantom(ファントム)シリーズで約15~20分、当社の所有する大型機DJIのS1000+(産業用の大型ドローン)で約15分です。多分皆さんもドローンの飛行時間の短さに驚いたと思います。しかもそれはほぼメーカー公表値で、実際は気温の低さや風の強さによってバッテリー消費が増えて、飛行時間が短くなります。冬の寒い時には大型クーラーボックスにホッカイロを入れてドローンのバッテリーを温めながら現場に行きます。また風が強いと安定飛行の為にはモーターを強く回すのでバッテリーも早く減ります。機種によっても違いますが、冬の寒い日には7~8分と考えた方がいいと思います。
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【産業用大型ドローン:DJI S1000+】

ドローンのバッテリー1本の飛行時間は短いのですが、空撮にはあまり問題がありません。空撮する目的や用途によって動画や静止画の使用量は違いますが、ホームページに動画を使う場合は1分程度(長いと見飽きてしまう)で十分です。静止画も3秒に1回シャッターを切ればすぐに50枚以上取れてしまいます。7~8分を3回も飛べば十分な量が空撮で撮影できます。

昨今、ドローンの革新的で良い面が強調されて報道されていますが、このように現場レベルではまだ解決すべき個々の問題は沢山あります。ドローン事業に参入を考えている方、又は個人で購入を考えている方は購入機種について十分に下調べをされるとよいと思います。

次回はドローンの使われる用途について書きたいと思います。よろしくお願いいたします。

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