JADA利活用研究会に参加しました!

JADA利活用研究会に参加しました!

こんにちは!東洋アドバンス株式会社ドローン事業部です。

4月6日(金)に東京都で行われた、日本建築ドローン協会(以下、JADA)が主催している
ドローン利活用研究会に参加してきました。私の所感ではありますが、利活用研究会に参加した
講演内容を簡単にまとめてブログにしました。

今回の講演企業は
1.株式会社WorldLink & Company(Skylink Japan):ドローンに搭載したカメラの最新技術について
【PhaseOne-iXU1000、FLIR DUO PRO R 640】

2.西武建設株式会社: 6階建実験棟でのドローン点検実例の紹介
【吹き付けドローンの紹介、バケット車・地上撮影・ドローンの比較検証結果】

3.株式会社デンソー: インフラ点検用ドローンのシステム開発の動向
【橋梁点検用可変ピッチドローン・安定飛行システムの紹介】

以上、3企業の講演でした。

1.ドローンに搭載したカメラの最新技術について

1つ目のWorldLink & Companyの講演ではMatrice600に
搭載したPhaseOneの1億画素カメラとFLIRの赤外線カメラ
のご紹介いただきました。

まず、カメラの解像度と撮影範囲の求め方(分解能)の説明から始まり、
その前提知識からPhaseOne-iXU1000がどれほどの距離から
対象物を撮影する事が出来るのかをご紹介いただきました。

約45m離れた位置から1億画素カメラ(240mmレンズ)で撮影すると、
計算上1ピクセルあたり0.1mm確認することが出来るとのこと…。
(Phantom4 Proだと望遠レンズがないため、もっと近づかなければ撮影できない)

このカメラを使用すると構造物に近接して撮影する必要がなくなり、
安全性や作業効率が飛躍的に向上するらしいです。
良い性能だなと感じ、担当の方に機材の導入金額を聞いたら、一式「約1400万」…。
機体やその他のシステムが急速に進化して行く世の中では少し厳しい金額です。

関連リンク:
SkyLink Japan:http://www.skylinkjapan.com/
PHASEONE:https://industrial.phaseone.com/Aerial_Cameras.aspx
FLIR:http://www.flir.jp/suas/duopro/

2.吹き付けドローンの紹介、バケット車・地上撮影・ドローンの比較検証結果

2つ目の西武建設の講演では、吹き付けドローンの紹介と
6階建ての建物を使用した撮影コストの比較検証結果をご紹介いただきました。

どのようなメンバーや機材で事業部を経営しているのかを
赤裸々に語ってくださいました。(今までかかってきたイニシャルコストも!)
中々他社の内情を聞く機会がないため、非常に新鮮な講演でした。

吹き付けドローンに関しては、エンルートと芝浦工業大学と共同開発しており、
壁面を人によるマニュアル飛行で塗料を吹き付けするところまでは出来ているそうです。
吹き付けのムラをどうしていくか、自動航行で吹き付けが出来るようにならないかなど、
改善点は色々ありますが2号機を新たに作成し、さらに精度を高めていくとのことでした。

次に点検業務の作業時間とコストの比較を
「1.バケット車による通常点検」「2.地上撮影点検(ECOS)」「3.ドローン撮影点検(SONYα6000)」
の3つの撮影方法で行いました(今回、コストの内訳には撮影だけでなく解析作業を含む)。

作業時間に関しては1・2・3=5h・7.5h・13.5hで
その場でひびなどをスケッチできる通常点検が最も早く、
データを持ち帰り解析作業を含むドローンが一番長い結果となりました。
(通常点検:点検表(2h)、地上撮影点検:写真合成(6h)、ドローン撮影点検:写真合成(12h))

コストに関しては1・2・3=1.0・0.5・0.7(コスト比で記載してあります)
となり、建物上部を撮影が出来ない地上撮影が一番安く、
続いてドローン撮影が2番目に安かったという結果でした。

現状、ドローンで点検を行うとバケット車や地上撮影より解析の時間は掛かりますが、
3割以上のコストを抑えることが出来そうです。
今回は足場を組んでいないので、実際の現場においては効果を発揮しそうです。

関連リンク:
西武建設:http://www.seibu-const.co.jp/solution/doboku/eng/drone/index.html
吹き付けドローン(PDFファイル):http://www.seibu-const.co.jp/information/drone.pdf
芝浦工業大学:http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2015/40152298.html

3.橋梁点検用可変ピッチドローン・安定飛行システムの紹介

3つ目のデンソーは自社開発した可変ピッチドローン・安定飛行システムをご紹介いただきました。

現在デンソーは、UAVによる橋梁点検の自動化で60%の点検時間短縮を目指しているとのことでした。
加えて、ドローンによる点検の自動化だけでなく解析作業まで含めたソリューションを開発も行っています。

開発中のドローンは可変ピッチと測量用TS(プリズムを使用したトプコンドローンと同じ仕組み)
を使用した自己位置推定システムを採用していました。

刻々と変わる橋梁下の風の中でGPSを使用せず安定した
飛行ができる機体と飛行システム搭載しているそうです。
(ペイロードが重くなるため、1フライト10分程度)

現在も新しい機体を開発しているそうで、
どれ程機体が出てくるのか非常に楽しみです。

関連リンク:
デンソー(新事業分野):https://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/corporate/business/newbusiness/newbusinessdomain/electric-assist/#menu_wrap
デンソー(ニュースリリース):https://www.denso.com/jp/ja/news/news-releases/2018/20180410-01/

まとめ

研修目的で様々な講演会に参加してきましたが、
JADAのドローン利活用研究会は非常に現実味を帯びた内容を、
講演者の方々は話して下さいました。
通常の講演会では聞くことの出来ない内容ばかりだったので、
今後もJADAの講演会に参加していこうと思います。

講演内容のフィードバックを行い、今後の業務に生かしていきます。

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